レンズはこれで最後です。
背け(ry
まちカドまぞく、面白いのでおすすめです。
左側のレンズ、100-400mmF5-6.3の紹介です。
2021年6月頃に購入。
実質120000円位でした。
購入のきっかけは野鳥。
以前から超望遠レンズが欲しいとは思っていたのですが、300F4は単焦点という点で足踏み。
パナソニック100-400は実際に試してみてイマイチ納得できず。
40-150F2.8Pro+1.4倍テレコンでその場を凌いでいました。
その後2倍テレコンとこの100-400レンズが出ましたが、なんか微妙で結局手を出さず。
150-400も出ましたが、大きさ重さで論外。
このままではいつまで経っても超望遠撮影ができない。
40-150F2.8Pro+2倍テレコンor100-400でしばらく悩み、最終的に100-400を導入。
コウノトリがやってくるようになったのに、しっかり撮る事が出来ないのが嫌だったので妥協しました。
実際に使ってみてですが、やっぱりズームできるのは便利です。
ワイド側で補足してからズームして拡大、と出来るのはズームレンズの特権です。
当然、撮れる写真の幅も広いです。
ただ、懸念していた通り、解像感はそこまでではないですね。
フルサイズレンズの流用・開放F値の点である程度察してはいましたが。
コントラストがProレンズより明確に低いです。
300F4とは明確に差があります。
とはいってもマイクロフォーサーズ用に調整はしたからか、必要十分には撮れます。
個人的にパナ100-400よりしっかり撮れていると感じます。
流用の恩恵か、4隅まで均一に撮れてくれるのは大きいです。
個人的に一番の懸念材料だった手ぶれ補正は、思ったより効いてくれます。
効きはじめの挙動が少々謎ですが、落ち着けば特に問題なしです。
300F4と比べてみても思ったほどは差が無いように感じました。
でも、何でシンクロ手ぶれ補正対応させなかったのかは本当に謎。
ここは手を抜いてはいけなかったのではないかな。
大きさ重さは、ここまで来ると流石にキツイです。
旅行に持って行く気にはならないです。
パナ100-400がギリギリのラインでしょうか。
1kg超えは率直に重いです。
あと、このレンズはテレコンバーターに対応しているのですが、ぶっちゃけあまり当てにしないほうがいいです。
1.4倍だと写りは許容できますが、AFが結構厳しい印象。
2倍は試したことがないのですが、1.4倍の時点で手ぶれ補正が追いつかなくなっているので2倍はまず三脚必須でしょう。
テレコン併用はお遊び程度に留めておくのが無難です。
このレンズの感想としては
マイクロフォーサーズで超望遠撮影するなら現状これがスタンダード。
ただ、イマイチ足らない部分も多いので他のレンズとの比較はしっかりとするべき。
といった所。
超望遠域をしっかり撮れる手頃なレンズがコレ位しかないので、鳥とか虫を撮るならまずこのレンズを選択肢に入れていいと思います。
ただ、優秀とは言い切れない写り・何故かシンクロ手ぶれ補正非対応・開放F値6.3・1120gという重さと痒いところに手が届かないレンズなので、目的に応じて他レンズとの比較はしっかりしたほうがいいです。
携帯性に拘るなら写りは妥協して75-300
解像感の良さに拘るなら価格は高いが300F4、シンクロ手ぶれ補正も使える
価格と大きさ重さに耐えれるならそれ以外に欠点のない150-400
超望遠域はおまけと割り切るなら40-150F2.8Pro+2倍テレコン
パナソニックにもいくつか比較できるレンズがあるのでよく吟味しましょう。
困り果てたら取り敢えず100-400にしたら腐ることはないかと。
12-100との組み合わせで本当になんでも撮れるようになるので。
ちと重いですけどね。
このレンズを購入するにあたって一番の比較対象になるのは、パナソニックの100-400になると思います。
カメラ本体のメーカーに合わせる形が一番無難ですが、それ以外で考慮するなら
少しでも画質に拘るならオリンパス
少しでも軽さに拘るならパナソニック
でいいと思います。
個人的にはパナソニックの方が良かったかなーと思っています。
今更買い替える気はありませんが。
軽さはやっぱり正義ですし、何よりオリ100-400の妥協の産物っぷりが腑に落ちないのですよ。
せめてシンクロ手ぶれ補正さえ対応してくれていれば…
150-400みたいな馬鹿デカレンズ作っている暇があったら100-400を真剣に作ってほしかったです。
50-250っぽいレンズがロードマップにあるので、それに期待しますか。