企業が人を採用する時に、学歴でフィルターをかける件でニュースになっていました。
学歴フィルターを肯定する意見が結構多かったのが印象に残りました。
確かに学歴フィルターの存在を否定する事は出来ないですね。
有名所の大企業だと人材なんて選び放題ですし、人材募集したらたくさん応募があるでしょう。
そうなると足切りする手段で手っ取り早いのが「学歴」ですからね。
相応の学歴のある人はそれだけ努力しているからこれからも期待できる、というのもあながち間違ってはいないと思うので。
肯定意見が多いのもそこが理由でしょうね。
私も学歴フィルターの存在については仕方ないと思っています。
た・だ・し
学歴フィルターを肯定する意見が多いのは大問題だと思っています。
学歴社会が進む上で良い未来が思い浮かばないんです。
学歴社会が肯定される
↓
大卒・院卒が当たり前になる
↓
生活の構築に時間がかかるようになる
↓
結婚・出産が遅れる
↓
少子化・国力低下
そして大学を卒業出来なかったものは人生のスタートラインにも立つことが出来ずに終了すると。
韓国が見事にこのパターンに嵌ってしまっているので、気になった人は調べてみると面白いです。
学歴社会となり受験戦争が勃発し、大学に入学できなかったものは人生終了(特に男性)。
学歴社会が進みすぎて、有名大学を卒業しても一流企業に就職できなくなってきている。
蹴落とされた人は真っ当な人生を諦めて細々と生きるので、婚姻率・出生率も低下。
恐ろしい(´・ω・`)
ちなみに、韓国の出生率は1を切っています。
もうすぐ0.8を切る勢い。
日本より早く国が消えそうですね。
まぁ日本も後追いしているのですが。
学歴社会を肯定するのなら、学校の根本的な改革が必要だと思います。
成人となる18歳で大学卒業→社会へ、という流れが必要です。
奨学金(借金)を抱えたまま生活構築なんて出来ないので、学費は小中高大すべて無料。
そもそも大学まで義務教育で良い。
…ひたすら勉強漬けで子供のストレスが物凄い社会になりそうです。
部活とかスポーツをしている暇なんて微塵もなさそうです。
実際、韓国の高校にはまともな部活が無いそうな。
学歴社会の行き着く先は社会の破滅になりそうなので、どこかで歯止めをかけたほうが良さそうなのですが、まぁ無理でしょうね。
ヤバいのは分かっていたとしても、学歴社会を肯定している人が多い以上、是正の声を上げても反対されて終わりでしょう。
そもそも是正できる力を持っている人たちが高学歴な人ばかりなので…
なんでもそうなんですが、競争の行き着く先って破滅なんですよね。
今起きている戦争だってそうですし。(領土拡大したい→ウクライナの土地が欲しい→よし、武力でいてまえ)
迷惑ユーチューバーの存在だってそうですし。(何とかして注目を浴びて稼ぎたい→他の人がやらん事したらええねん→そや!(犯罪まがい))
プロスポーツのドーピングだってそうですし。
どこかで歯止めをかけないとなんですが、難しいですね~。
ある意味ここからが本題なのですが、ぶっちゃけ学歴社会は修正不能です。
修正されるとしたら、革命が起きるときです。
個人ではどうしようもないので、自分の置かれている環境で賢く生きていきましょう。
という訳で、生き方を考えてみましょう。
1・大卒新卒カードを持てたら日本では安心。
上手に就職先を選んで、利用するだけ利用してステップアップを目指すなり、そこで一生を捧げるなり自由に生きましょう。
新卒カードさえ有効に使えば、日本で負け組転落することはまず無いのでは?
大卒で路頭に迷う人はちょっと擁護できない。
2・高卒だと大分しんどい。
今の日本は大学進学率が55%あるので、高卒の時点で割りと負け組です。
それでも新卒カードは大きいので、最初の就職先はしっかり選ぶのが大事。
一度離職すると、真っ当に生きるのはけっこう大変です。
大卒しか採らない企業も増えましたからね。
結婚・子育ては余程巡り合せが良くない限り諦めたほうが無難。
今の日本はレールから外れると生きるのが大変です。
3・中卒は無理、本当に無理。
実際私がそうなので断言します。
通信制高校に通って高卒になった方がいい。
遅れて高卒になっても手遅れなんですけどね。
ここまで来ると、もう色々と割り切って生きたほうが楽です。
子供なんて贅沢品、一人で適当に細々と生きていく。
万が一、生きていくのが辛くなったら社会に反逆、幸せに暮らしている人の人生をぐちゃぐちゃにしてやれば良い。
そう思いながら生きれば幾分楽になります。
努力したって割と無駄になるからね、それならもっと気楽に生きたほうが良し。
強いて言うなら、専門的な資格は余り裏切らないので取得を狙うと良いかも。
人生行き詰まったときは、ふらっと旅に出てみるのもアリです。
レールの上を歩いているだけでは決して見つからないモノが見つかる、かも。
気楽に生きましょ。
自殺だけは絶対ダメです。
自殺するくらいなら反逆しましょう。