プランD、いわゆるピ… レビューですね。
E-PM2からの乗り換えとなったE-M1。
注文した時は「やっちまったかな?」とも思いましたが、実際に手にとった瞬間、
そんなもやもやは吹き飛びました。
E-M1に初めて触れた時に思ったことは
とにかく手に馴染む
事。
全体の形状・グリップ・ダイアル・ボタン配置、絶妙です。
少なくともソニーのα7とは雲泥の差です。
同じオリンパスのE-M5と比べても結構な差があります。
手に馴染むので、絞り調節なども直感的にできる。
そして「写真を撮る」事に集中できる。
これは大きいです。
そして、購入動機となったEVF。
素晴らしいです。
正直、E-M5とE-M1でここまで差があるとは思いませんでした。
実は、E-M1は実物を一切触らず見ずで買ったので、かなり博打気分だったんですよね。
結果は大当たりだったわけですが。
E-M1のEVF、とにかくでかい見やすい超便利。
ここまで来るとOVFと見やすさは大して変わりません。
そこに+αで拡大表示が出来てフォーカスピーキングというMFアシスト機能を備えるというね。
MFレンズを使うときに真価を発揮してくれます。
少し細かく評価していくと…
マイクロフォーサーズの肝とも言える軽さに関しては、見た目に反して軽め・小さめです。
あとは付けるレンズ次第でガラッと変わります。
Proレンズを装着すれば、比較的軽量な本気カメラに。
単焦点レンズを装着すれば、コンパクトなスナップカメラに。
画質に関しては、必要十分なのではないでしょうか。
少なくとも私にとっては十分です。
将来的には2000万画素を期待したい気持ちもありますが。
ちなみに、E-PM2とはほぼ差はありません。
背面液晶に関しては至って普通。
スーパーコンパネ画面をタッチ操作できればなぁ…
割りと気になるバッテリーの持ちに関しては、電源のオンオフをこまめにして、
アホみたいに連写をしなければ1日はしっかり持ちます。
1枚1枚を丁寧に撮る人でしたらバッテリーの心配は無用です。
400枚500枚も撮る人は、そりゃ予備いるんじゃないかな。
強いて言うなら、バッテリーの残量が%表示出来ないのは不便ですね。
E-M1に搭載されている像面位相差AF。
これに関しては、ぶっちゃけ今のところ効果を感じていません。
まぁ元々フォーサーズレンズ向けに搭載されたシステムですし、仕方ないのかもしれません。
モータースポーツなどを撮影するときにはMFTでも効果を感じることができる、かもしれませんね。
ちなみに、AF速度自体はかなり高速です。
ボタンを半押しした瞬間にピントが合います。
E-M5に続き搭載されている5軸手ブレ補正。
えげつない補正力です。
どれほどの効果かというと、1/4シャッター速度でも頑張れば手持ちで撮れてしまうほどです。
あと、ボディ内手ぶれ補正というのが重要ポイントで、この強力な手ぶれ補正がすべてのレンズで使えちゃいます。
電子接点がないレンズでも、オールドレンズでもお構いなく、です。
E-M1にいえるのは、
写真を撮る事を楽しませてくれるカメラ
だということですね。
これは、実際に手にとってもらわないと分からないところではありますが、あえて言葉にするなら…
子供の頃よく弄って遊んだおもちゃ
みたいな感覚でしょうか。
なんか持ちたくなってきますし、持つと弄くり回したくなる…そんなカメラです。