ウィングオブハート

カメラ・旅行の事を主体にロードバイクや釣りの事などもちょろちょろと

ぱぴねす! 感想を簡単に

はぴねす!を一通りクリアしたので、感想を書いてみたいと思います。

ただ、クリアするのに3ヶ月もかけてしまったので、序盤に攻略したルートはあまり覚えていませんw

一応、ネタバレ注意です。

全体的なストーリー

は、あまり良くありませんでしたね。

物語の伏線の回収が少々雑、そして回収しきれていない。

主人公が魔法を止めた原因の詳細が、分からずじまいになっているのがちょっと残念でした。

かなりストーリーに関わる要素だったのに…

フロム(アーマードコア)によって鍛えられた頭を駆使したら何とかなりますがw

あと、実質的に物語の期間が1ヶ月もないのは無理がありすぎかも。

4月6日から4月26~30日、短っ!

前から面識のある神坂春姫高峰小雪小日向すもものルートでは問題ありませんが、他のルートで少々ぶっ飛び感が。

その分、ボリュームは詰まっていますけどね。

大雑把なストーリー説明としては、

「学園に隠された秘宝をめぐって、流されるように主人公も巻き込まれ、事件の解決のサポートをしていく」

と言った感じでしょうか。

ちなみに、主人公はあくまでサポート、これ重要。

魔法が深く関わってくるのですが、主人公は魔法が(実質的に)使えないため表舞台には出れない。

魔法が使えるヒロインに守られることが多くなるので、ヘタレに見える。(実際はそうでもない)

主人公の力の無さに耐えられない人には少々きついかもしれない点ですね。

本編ストーリーにあまり関係ない日常の部分は良かったです。

笑顔になれます。

イラッとするまではいかない、程よく羨ましい光景。

何気ない会話・ギャグ・お惚気などうまい具合にミックスされていました。

渡良瀬準高溝八輔と小日向音羽さんが実にイイ味だしてました。

準は衝撃ですねw

キャラクター

に関しては文句ないです。

式守伊吹だけはちょっと???な部分もありますが、これはストーリー上仕方がないと判断すればよし。(物語の中核キャラですし)

みんないい方向でキャラが立ってます。

嫌いになるようなキャラがいないという点が一番大きいでしょうか。

キャラ別ストーリーも含めてヒロイン別に

神坂春姫

典型的なメインヒロイン、これで大方の説明はつくようなキャラクター。

優等生タイプ、でもある程度の冗談もきく。

ものすごく理想的な嫁さんになれる人。

昔、魔法で助けてくれた人を探すために自分も魔法の勉強を始め、思いを抱き続ける。

春姫ルートに入ると、その人が主人公だったことを知ることができ、そして…

無難に可愛い、そしてなんつー乙女。

春姫 お弁当 2

カップルっぷりを思いっきり見せつけてくれます。

正統派+ベタストーリー=最高のいい例

実際ありがちなストーリーでしたが、それがいい感じに春姫を引き立ててくれていました。

萌える、という言葉がぴったしです。

柊杏璃

ツンデレのようでツンデレでない。

正直者、すごくウブ。

雄真(主人公)と春姫の関係をからかっているうちに、悪友のような関係に。

春姫の事情を探るためなどに主人公をこき使っているうちに、関係が深まっていく。

しかし、秘宝事件に首を突っ込んだが故に、己の力の無さに自信を失い、希望を失いかけてしまう。

何としてでも立ち直らせてあげたいと思った主人公は、できうる限りのことを行動に移す。

結局、立ち直らせる事ができないまま決戦の時が来てしまうが、主人公はまだ諦めない!

ストーリーはやや残念。

期間が短すぎるのよね…

描写が足らん!

基本明るい雰囲気で進むのが救いですね。

ただ、カップル成立後の杏璃の破壊力は半端ではないです。

何この可愛い物体、って言いたくなることまちがいなし。

杏璃はりらっくすが本番ですね。

高峰小雪

先輩、凄腕の占い師。

基本は落ち着いているが、かなり茶目っ気がある人でもある。

そういえば、この人のストーリーは掴みどころがないですねぇ( ゚д゚)

一応、事件の元凶となっている伊吹と深く関わってきます。

茶目っ気に嫌らしさがないのが好印象。

うーん、はぴねす!勢ではちょっと不遇な人かもしれませんね。

メインシナリオに足を引っ張られている感じがします。

サブヒロインとしてみればすごくぴったしな人。

小日向すもも

主人公の義理の妹。

というか嫁にしか見えない。

過去にたくさん助けてもらったこともあってか、兄さん(主人公)にべた惚れ。

理想の嫁さん第2号。

小さい頃から主人公に想いを寄せ続けるすもも。

義理の兄になったことで、常に一緒に居られるようになったが、同時に義兄妹という難しい関係にもなってしまった。

これはこれでいいのだけれど、本当はもっと深い関係になりたい想いもある…

そんな中、小雪さんの占い・伊吹との出会いで針が少しずつ動き始め、そして主人公からのお出かけの誘いでその針は一気に進む。

すももルートだけはうってかわったシナリオ展開になります。

しかもこれまた難しいテーマで…

でも、すごく良く出来ていました。

共に覚悟を決めて一歩踏み込んだシーンや再会のシーンは感動ものでした。

すももちゃんの心の中とかを想像するだけでもう、ね。

痛みが嫌というほどに伝わってきます。

同時に、主人公の悩む気持ちも十分に理解できますから…

無事に解決した時にはこちらもホッとできました。

で、もちろんその後は(ryお察しください

こういう流れだと、そういったこともプラスになってきますね。

で、以降は正々堂々とバカップル見せつけ。

ごちそうさまでした!(#゚ω゚)

最後には「魔法など必要ない」を地でいって厄介事を解決しちゃいましたね。

はぴねす!では頭ひとつ抜けてよかったシナリオでした。

ちなみに、妹属性とロリ属性を併せ持つ強烈な子だったりします。

すもも 再会

この時の主人公はカッコ良かった。

上条沙耶

ラブリー森しm(ry

見事なまでの「サブ」ヒロイン。

あまりにもサブすぎて少々不憫かも。

式守伊吹

秘宝関連の中心人物。

こちらもサブヒロイン。

すべてのルートに関わる重要人物なので、イマイチ安定していないのは仕方がないか。

それにしても、少々考えが飛びすぎている印象はありました。

りらっくすでとんでもないことに。

あと、はぴねす!といえば渡良瀬準

こいつで頭が変になった人が何人いるやら…

少なくとも私は、強烈すぎてあたまから離れなくなりました。

アニメの放送時期の関係上、あの宮小路瑞穂さんとセットだったのが特にね。

音楽・BGM

これも予想以上に良かったです。

全般的に和みます。

平和な日常にぴったりなBGM。

実はここに期待して買ったゲームでもあったりするので、満足です。

何気に戦闘曲がすごくかっこよかった…

それぞれのルートのエンディングでは、キャラクターに対応したキャラクターソングが流れていましたし、ここらへんは力入れてるなーと思いました。

グラフィック

2005年ということを考慮すれば、十分に綺麗ですね。

まぁ、これに関しては大して期待していない要素ではあったのですが。

比較対象がないので、これ以上はどうとも言えませんね。

総合感想

シナリオに期待していた私から見れば「普通」でしたね。

春姫→すももとやって「おお、なかなかいいかも」。

あとが下がり調子。

でも、十分に楽しめました。

キャラはみんな良かったです。

みんな明るくて元気で。

嫌味成分がゼロ。

やっぱこうでないとね。

こういうゲームを「キャラゲー・萌えゲー」っていうんでしょうね。

初めて萌え転がせて頂きましたw

さて次はりらっくすです!